実は、難しいのがワンピースインプラントの治療法です。
構造がシンプルなので簡単そうに見えるのですが、即時負荷する
ためいろいろ工夫しなければならないことが多いんです。
アメリカでは、即時負荷のほうが治療費が高いと聞いています。
ツーピース(一般的なインプラント)の場合、ホール形成はガバ穴
でも成功しますがワンピースでは確実に失敗します。
シビアなホール形成が要求されます。
2ピースでは粘膜下に植えますから、外力がほとんどかかりませ
んが、1ピースでは直接負荷がかかりますから、外力のコントロール
をしなくてはなりませんし、それに拮抗しうる立て方をしなくてはなり
ません。 パラファンクション かみしめ、はぎしり、、すりつぶし
運動が習慣化されている患者さんなら事態はもっと複雑化します。
治療中、抜けることもあります。ただこれはすぐに補強対策をして
いれなおすから心配ありません。 患者さんにも習慣を改善して
いただく。 つまり、この治療法は玄人好みの泣きの入った治療
方なのです。
2ピース法では、いろんなことを考えなくてもうまくいくので初心者
でもうまくいく方法といえます。
にも拘らず、なぜ1ピースを使うかというと、早期に咬合が完成す
るので、歯槽膿漏になっているような歯が治ってくるからです。
材料費が安いから使っている訳ではありません。インプラント治療
においては材料費の占める割合は低いのです。
2ピース治療は、骨との統合を中心においた治療法で、1ピースで
は早期の咬合回復を中心においた治療法でコンセプトが全くちがう
のです。
仮歯の状態で、インプラントがロストすることはワンピース治療にあ
っては想定内でしてすぐリカバリーしますので心配ありません。
そういうことう乗り越えて治療が進められて行きます。
本物の歯が入ってからそんなことが起こったら問題ですが・・・
仮歯の状態でインプラントがロストしたとしてもそれは失敗では
ないということは強調しておきたいです。
半年も、治療を中断してインプラントが抜けたとか苦情を言う患者
がいます。 仮歯のなかのセメントが溶けて仮歯が振動して
その振動がインプラントに伝わってロストすることになった場合が
が多いのですが・・ 再三のリコールにも応ぜずにすべての
責任をDRに押し付けようとする患者さんがいることは遺憾です・